こんにちは。
筆記試験合格から約2週間。
本日は土地家屋調査士試験の口述試験を受けてきました!
要するに面接ですね。
一応業界内では口述試験はほぼ顔パスということになってるようですが、平成15年以降は落ちる可能性のある試験という位置づけになったようです。
筆記の合格発表から2週間と、そんなに日はないのですが、とりあえずの印象としては
あ~、結構知識抜け落ちてるな~
という感じ。
対策をとらねばということで、一週間前にこんな本を購入。
去年のヤツですが、まあ概ね傾向は変わってないと思うので問題ないでしょう。
実際に出題されたポイントが要領よくまとまってるので見やすい本でした。
受験会場へ
自分は午前からだったのですが、会場の集合時間は8時40分とまあまあ早め。
一瞬でも遅れたら不合格にする
と、受験票に書いてあるので、時間には余裕を持って出ましょう。マジで。
会場ビルには分かりやすく看板が出てました。
例年であれば到着した後にくじを引いて順番を決めるらしいのですが、今年はコロナということもあり、密を避けるためにスタッフが予め任意の番号札を配り、それが順番になるとのこと。
午前組は1番~12番まであり、早ければ9時10分スタート。遅ければ12時15分スタートと、3時間ほど開きが、、。
待機室
受験者全員が待機する大部屋に通されます。
スタッフが「これよりスマホの電源をお切り下さい」とアナウンス。
スマホの電源入ったままだと不正受験とみなされる恐れがあり、
毎年残念なことになる人がいる
と、何気に怖い一言。
当然即電源オフ。
会場を見渡す限り、殆どが男性。女性は5~6%くらいかなぁという感じ。
年齢は40代以降が過半数で、20代~30代前半に見える人は殆どいなかったような、、。
一方女性に関しては比較的若い方が多かった印象。
で、自分はというと、最後ではないものの、多少待つことになる番号だったので、対策本チラ見しながら待機。
が、寒い。
コロナ対策なのでしょうがないんですが、換気のために窓を開けてるんですよね。
流石に真冬なので寒いです。
ただ我々は座って待機ですが、恐らく法務省の職員であろう現場スタッフはコートも着ずに立ちっぱなしでしたから、さぞ大変だったでしょう。
面接室へ
時間が近づくと自分の順番が呼ばれます。
面接室まで連れてってくれるスタッフに
以後、私語は絶対慎めや
と前置きされ、いざ面接室前へ。
まだ面接の途中なので、手の消毒をし、廊下の椅子で待機。
いざ面接
面接官がドアを開けてくれ、
「どうぞ~」
と促されます。
荷物は入ったすぐ横の机に置き、受験番号、氏名、生年月日を言った後、面接官の前の椅子に座るよう指示されます。
面接官は2人。1人が主に質問し、もう1人が何やらメモを取ってる形式の様子。
面接官の方は別にムスッとしてるわけでもなく、穏やかな感じ。
で、面接が始まったわけですが、先に言っとくと
ぶっちゃけムズかったです。
多少ひねったような問題が数問あったような、、。
以下、覚えてる質問を列記します。
・表示登記と権利登記の違いは?
・表示登記を怠った場合はどうなるか?
・地図になる図面にはどのようなものがあるか?
・地図の記録事項は?
・地域区分ごとの地図の縮尺は?
・附属建物の定義は?
・非区分建物と区分建物の定義は?
・建物の名称は登記申請書のどの欄に記入するか?
・登記官が現地に行かずに職権で登記を行うための条件は?
・建物分割登記と建物区分登記の違いは?
・土地家屋調査士の職責は?
・土地家屋調査士の義務3つとは?
・報酬基準の提示義務とは?
・調査士法人の社員の義務とは?脱退した後も同じ責任を負うか?
半分くらいしかまともに答えられなかったですよね、はい。
正しい答えを述べると面接官の表情が明らかに柔らかくなり、間違ったことを言うと明らかに固くなったのである意味分かりやすかったですね。
面接官も何とかヒントのようなものをちょっと出してくれたりくれなかったり、、。
で、隣の面接官は何やらメモってるわけなので、
なんかめっちゃ不安になるやん。
正直達成感というレベルでは筆記試験より大分低いですね。
むしろ、
大丈夫なんかこれ、、大丈夫だよな、、。
と気持ちを落ち着かせることで精一杯、、。
面接時間は10~15分程度で終了。
その後はそのままエレベーター乗って建物からさようなら。
と、いうわけで口述試験が終わり、後は2月12日の最終結果発表を待つだけなんですが、
大丈夫だよな、これ、、!?
ではでは。